先日の記事で書いた自転車で立川から湘南まで行った時のことを書こうかなと思います。正直20年ほど前の事なのでうろ覚えな部分も多いと思いますが自分にとってはかなり大きな出来事だったので少しずつ思い出しながらになると思います。
当時の自分は自転車で立川から東京駅まで(大体3時間くらい)を何回かやってみるくらいにはそこそこの距離を走ることが楽しくなっていた時期でして、その時もっと思い切った距離を走ってみたいなと思っていました。その時にちょうどいいなと思ったのが湘南で。”海が見れる””鎌倉が近い””ZARDのMVの聖地がある”といった理由で行ってみようと計画を立てました。当時自分が行ったことのある最大距離の大体2.5倍くらいある距離で本当に大丈夫かなと思いながらもわくわくしていたのを覚えています。
距離が倍以上に増えると体力的にどれくらいかかるか分からないですし深夜に走るのが好きだったので前日夕方くらいから寝て夜中にご飯を食べてから2時くらいに出発しようかなと。あと当時はスマホなんて便利なものなんて無かったので学校の社会科の地図を持って行ってましたね(これが結構役に立ったんですよ)あとはとりあえず南に向かっていればそのうち着くだろうという雑な計画でした(笑)
さあいざ前日です!大学が終わって家に帰ってきて、さあ寝ようと思ったのですが変に気が高ぶっていたのか中々寝れず結局3時間くらいし寝れなかったはずです。深夜の1時ごろにこっそり自分の部屋を出てカップ焼きそばを食べました。そしていよいよ出発です。事前に準備してたバッグと財布と飲み物と地図程度の荷物をもって親にバレないようにまたまたこっそり家を出ました。かつてないくらいに興奮していた気がします。
当時ふらふらと色んな所を走っていたので家を出てしばらくは見知った景色の中を走りました。それでも一時間もしないうちに知らない道・街並みが見えてきてテンションも上がってきます。もくもくと走っては適当な横道にお入っては行き止まりにぶつかって戻ったり阿保みたいな坂道に遭遇してぜえはあぜえはあ言いながら必死に自転車を漕ぎました。3時間ほどして一息つきたくなってコンビニに寄って栄養補給をして少しばかりの休憩をしてまた自転車へ。かなりの方向音痴な自覚があったので一時間おきくらいに地図と自分が今いる町の確認をしてちゃんと南へ進んでいるなと一安心をしてさらに南へ南へ。深夜から朝方にかけてだったのでコンビニ以外に寄るところもないので見たことない景色の中ひたすらに自転車を漕ぎます。
実際湘南に着くまでの道のりの細かい所は流石にあんまり覚えてないんですよね。ただ深夜に若人がマウンテンバイクで走っていたのが目立ったのか湘南に着くまでにパトカーに3回止められて職質なり防犯登録されたのは明確に覚えています!数時間前にも聞かれたんですって言っても駄目でしたね(笑)ただ立川から湘南を目指して走ってますって言うと、立川に近い所だと「本当に?気を付けてね」と湘南に近くなってくると「そんな所から来たの!?」という反応があって面白かったですね。
結構な距離を走ってきた自覚があって電柱に厚木の文字が見えた時はいよいよ湘南が見えてきたなと思い興奮しました。そこからは興奮したテンションのまま走り続け、とうとう海が見えたときにはもう言葉に出来ないくらいの達成感と脱力感で少しの間動けなくなったんですよね。ここは明確に覚えているんですが湘南に着いたのは11時頃でした(片道11時間です💦)そこからしばらくしてやりたかったことを思い出し海に触れてからサブマリンドッグに行きました。このサブマリンドッグというお店は2階建てのバスを改装したお店でZARDの”サヨナラは今もこの胸に居ます”という曲のMVにも使われたお店で今回の大きな目的の一つでもありました。お店の方に自転車でここまで来ましたと話したらコーヒーをごちそうして下さいまして購入したホットドッグを食べながらウォークマンでその曲を聴いたのを覚えています(バスの中で食事が出来ました)一番の目標を達したのでその後は江ノ島に渡り職場の方へのお土産を買いせっかくなので鎌倉方面へと向かい適当にぶらぶらしました(鎌倉の大仏を見に行ったような行ってないような…)
さあ後は帰るだけです、、、正直達成感はあったものの片道だけで過去最長距離を超える距離を走っていたので体としては中々の疲労感がありますよね。とはいえお金もそんない無く帰らないわけにもいかないし輪行できる自転車でもない(そもそも当時そんな知識もない)ので意を決して帰るわけです。行きはいいんです、未知の距離だろうが街だろうがわくわく感の方が強く体が疲れていようが動いてくれるんです。帰りは色んな意味で余裕がなくてさらに適当に走ってしまうと自宅から離れてしまうんですよ。確か湘南を出たのは14時頃だったと記憶しています。実際帰り道はかなりしんどかったです、体力も限界でどんどん暗くなってきて道も分からなくなって自分がいまどこにいるのか分からなくなってちょっと泣きそうになってました。それでも何とか標識を頼りに走って行って自分が見知った景色にたどり着いた時の安堵感は忘れがたい安堵感がありました。
最後は気力を振り絞って何とか自宅にたどり着いた(23時頃のはず)自分に待っていたのは母親の説教でした(笑)まあそれはそうですよね。休みの日の朝方に家にいないし事前事後の連絡は何もないわ晩御飯の時間に帰ってこないわ夜遅く帰ってくるわで結構心配をしていたみたいなのでそこは本当に申し訳なかったです。でもここまで丸1日をかけることになるとは思っていなかったんですよ。
大変なこともあったけど今思い出してもやっぱり楽しかった記憶の方が強いですし今でも自転車への熱が残ってるのでお金を貯めてまた自転車を買いどこか遠くに行くのが今の大きな目標の一つです。また新しい街や人に出会えますように、、、
それでは今日はこの辺りで。

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